「赤ちゃんからもっかい生きまーす」という奇抜なキャッチコピーで人気大爆発中の日曜ドラマ、『ブラッシュアップライフ』。
バカリズムさん脚本、安藤サクラさん主演のドラマで、現在クライマックスに差し掛かっているため大変な盛り上がりを見せています。
放送後には毎回必ずTwitterのトレンド入りを果たし、その人気ぶりが伺えますよね。
みなさんはもうご覧になりましたか?
ところで、タイトルの『ブラッシュアップライフ』って一体どんな意味でつけられたタイトルなのでしょう?
疑問に感じた方も多いかと思いますので、今回はタイトルの意味について考察していきますね。
#ブラッシュアップライフ 第9話
㊗️トレンド世界&日本1位🎊
になりましたー!😭
本当にありがとうございます🙇♀️次回はついに最終回🎬
最高のラストに向かって…
視聴者の皆さんと一緒に
盛り上げていけたら嬉しいです☺️
最後までよろしくお願いします🙇♀️#TVer での視聴は👇https://t.co/zbwVOoLbJc— ブラッシュアップライフ【ドラマ公式】最終回は3月12日(日)よる10時30分放送 (@brushuplife_ntv) March 5, 2023
※本ページはプロモーションが含まれています。
実家暮らしの平凡な主人公がなんと1話目で事故死。
33歳の近藤麻美は、これまで極々普通の人生を歩んできました。
地元の市役所に実家から通勤し、窓口勤務で怒られる日々。
やりがいのある仕事ではないけれど、だからと言って特に大きな不満はなく、ただ毎日を漠然と過ごしてきました。
そんな麻美に転機(?)が訪れます。
なんと彼女は物語の開始早々、交通事故で亡くなってしまったのです!
高校英熟語「blush up」とカタカナ英語「ブラッシュアップ」
死んだ麻美の魂を、「死後案内所の受付案内人」である謎の男(バカリズム)が迎えます。
自分が死んだことに動揺を隠せない麻美に「来世はオオアリクイですね」とさらっと言い放つバカリズムさん。
やりとりがとてもシュールです。
そんな『ブラッシュアップライフ』ですが、タイトルには二重の意味が含まれているのではないかと考察されていることをご存知ですか?
ブラッシュアップを英語で表すと「blush up」。
みなさまもご存知の通り、この英熟語は高校で学びます。
意味は「取り戻す」「学び直す」「身ぎれいにする」「見直す」など多岐に渡り、受験生泣かせの英熟語となっております。
しかしビジネスシーンでカタカナ英語の「ブラッシュアップ」が使われるときは「取り戻す」「学び直す」という意味よりも「磨き上げる」という意味単体で使用されることが多く、たとえば「企画をさらにブラッシュアップする」のような使われ方をします。
バカリズムさんはドラマタイトル『ブラッシュアップライフ』にどちらの意味を込めたのでしょうか。
とっても気になります…。
主人公の近藤麻美は、人生を何度かやり直す中で薬剤師や医師になったり、テレビ局に勤めたりと、最初の人生よりも「磨き上げられた良い人生」を歩んで徳を積もうとしていますが…?
近藤麻美は繰り返す人生で何を学び直す?
#ブラッシュアップライフ 第8話
ご視聴ありがとうございました🙇♀️/
あーちん、なっち、みーぽんが
まりりんの誕生日をお祝いしたシーン🎂
仲良し🫶自撮りオフショット🤳💕🥺
\#安藤サクラ#夏帆 #木南晴夏 #水川あさみTVer▶︎https://t.co/2EUr27Vya2
Hulu▶︎https://t.co/pEX2yT9DoG pic.twitter.com/xGqFA6EOGq— ブラッシュアップライフ【ドラマ公式】最終回は3月12日(日)よる10時30分放送 (@brushuplife_ntv) February 26, 2023
しかし、物語後半では安藤サクラさんが演じる「近藤麻美」は、繰り返す人生に磨きをかけているというよりも、学びを得ているような描かれ方をしています。
最初は人間に生まれ変わるために「徳」を積むことに注力していたし、薬剤師や医師になったり、テレビ局でのドラマ制作に関わる人生を歩んでいたころはまさに以前の人生よりも「磨きがかかった人生」でした。
しかし、途中で「うのまりちゃん」こと宇野真理(水川あさみ)に出会い、幼馴染である夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)が乗った飛行機が事故に遭うことを知った途端、その事故を阻止するためだけに心血を注ぐようになります。
最初は「自分の徳」を積んで人間に生まれ変わることにばかりを考えていた麻美が、最終的には友人を救うために自分の全てを捧げて頑張るのです。
少し整理しますと、序盤の「自分の人生がよりよりものになるように磨きをかけたい」という欲求が、物語が進むにつれて「過去の失敗から学び、幼馴染を取り戻そうと奮闘したい」という情熱に変化し、それをドラマタイトルの『ブラッシュアップライフ』という言葉自体が内包しているのです。
「ブラッシュアップ」を英語のまま解釈しても、日本においてよく使われるカタカナ英語として解釈しても、ドラマの内容に合致しているなんてすごいですよね。
バカリズムさん、ここまで考えてこのタイトルを選んでいたなら本当に敬服します…!!
おわりに
麻美とまりりんがなっちとみーぽんが乗る飛行機をフライトする→失敗して4人とも死んでしまう→全員やり直しができるが麻美だけ今回で終わり→全員でやり直しができないなら全員で来世に生まれ変わろう!→1話に出てきた鳩になって4人で仲良く過ごす
って流れだと考察〜#ブラッシュアップライフ pic.twitter.com/4jNOSabQhi— めめ (@hamu_suke29) February 26, 2023
今回はドラマタイトル、『ブラッシュアップライフ』に含められた意味について考察してみました。
カタカナ英語として使用される「ブラッシュアップ」の意味は「磨き上げる」。
英語本来の意味では「学びなおす」「取り戻す」という意味があることを紹介しました。
ドラマ『ブラッシュアップライフ』の前半では、主人公の麻美が徳を積んで来世に人間として生まれてくるため、自らの人生を磨き上げようとする姿が描かれています。
しかし、クライマックスに近づくにつれて麻美の目的は徐々に変化し、最終的には幼馴染を取り戻し、さらに多くの人の命を救うために、過去の失敗から学びを得て奮闘するようになりました。
麻美と真理の努力が報われてほしいですよね。
たとえ報われなくも、4人が一緒に転生してまた仲良く過ごしてほしいです。
『ブラッシュアップライフ』は現在Huluで独占配信中のため、麻美たちが迎える結末が気になる人はぜひご覧くださいね!